こんにちは!
保護犬メル日記Part.2です!
2022年の7月に家族の仲間入りをしてくれた、保護犬のメル。
今回は、うちに来て一週間経った頃の様子をご紹介します。
振り返ってみると、ほんの少しずつ表情や行動に変化が見られた頃でもありました。
トイレの悩みや、お迎えして後悔してしまった話もセキララに書きたいと思います。

保護犬ちゃんの変化はめまぐるしいぞ!♡


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お迎えして一週間での2つの変化
目の表情がやわらかくなった
まず変わったなあと感じたのは、お顔でした。
おめめの雰囲気がやわらかくなって、愛らしいお顔になったんです。
初日のお写真を見返すと、やっぱり緊張が目に出てたなあと。
初日!


やっぱりどこか、不安そうな目をしていますよね。
来たばかりの頃は、メルは目が中心に寄っていました。
家族みんなで『ヒラメみたいだね』って話していたくらい。



時々、ヒラメちゃんって呼んでました(笑)


その時はそれがメルの普通の顔なんだと思ってましたが、
(というか顔が変わっていくなんてカケラも考えてなかった)
今思えば、緊張で眉間に力が入っていたのかも。
一週間経過したくらいからだんだんと目元がリラックスしてきて、
トロンとやわらかいおめめになっていったのです♪


抱っこがすきになった
もうひとつ変わったことは、抱っこがすきになったこと。
最初はだっこすると、すごく緊張してるのが伝わってきました。
体はガチガチに力が入るし、目も不安そうにまんまるくなっていて。
だけど一週間の間に、抱っこに対して少し抵抗がなくなったんです!



ただし立ちながらの抱っこはまだ少し苦手みたい^^;
お散歩帰り、お家に入る時に抱っこしようとすると、その場で待っててくれるようになりました。
最初の頃は逃げてたので、うれしい変化です♪
もうひとつ
私がどうしても抱きしめたくなってぎゅっとした時、
頭をこてんっとくっつけてくれて、とてもリラックスした表情を見せてくれます。
そしてだいたい、そのまま寝ちゃう。



かわいすぎて癒し効果抜群です♡
かなりたま〜にですが、お腹を上にして仰向けで寝ることも!
あとは私がソファに座ってると、隣に来て長い胴体をぴったり沿わせて寝たり・・・




メルの可愛すぎるキュンな行動
なんでも興味津々、子犬みたい!
うちに来てくれたのは2歳10ヶ月の頃で既に立派な成犬だったのですが、
もうもう、やることなすこと、ほんとうに子犬ちゃんみたいで!
お散歩中は石ころに夢中になってクンクンしたり、首を傾げたり、
マンホールの穴が気になって鼻をつっこんでみたり、
風に揺れる小さな雑草におどろいたり。
メルの視点は本当におもしろいし、いつも心が洗われてました。



今現在はどれもやらなくなってしまったので、ちょっぴりさみしい(T . T)


オムツだいすき
最初はトイレを覚えていなかったので、部屋に出す時はオムツを履かせていたのですが、
オムツを見せるとそれはもう毎度大喜び!
ケージの中でもぴょんぴょんしながら「はやくはかせて〜!」って大興奮だし、
出してあげた時、私の周りをぴょんぴょこ跳ねながら回っていたのが可愛すぎたなあ。



オムツ付けながらひとりで踊ってた姿が忘れられない♡
そんなピュアピュアな行動と、毛が猫っ毛だったり、
皮膚がふぬふぬと柔らかかったりも相まって、とても成犬とは思えませんでした。
前飼い主さんのお家ではずっとキャリーケースに入れられていたみたいなので、
きっと、外の世界のなにもかもが新鮮だったんだね。
テレビ好き?!
メルはテレビをたまに観ていたんです!
これにはびっくりしたのですが、
そぼろが乗ってるお豆腐がテレビの右下に小さく映った時。
メルがたたっとテレビに近寄って、たっちしてお豆腐のにおいを嗅いだんですよ〜!



びっくり&かわいすぎた〜!お母さんと目合わせて笑っちゃった
それからテレビに柴犬が映った時も、ずーっと柴犬を目で追っていて。
柴犬が走ってフレームアウトするのについて行ったのを見た時にはなんかもう、愛おしさ爆発。
あむや、あむの前に飼っていたわんちゃんたちもテレビを観る子はいなくて。
初めてだったから本当に可愛すぎました・・・
「 ざんねんないきもの事典 」という本に「 犬は目の仕組み的にテレビを観れない 」と書いてあったけど、
メルは観れるのかなあ?それともテレビの進化?
(※調べたら、コマ送りのように見えているそうです。)


いや、可愛すぎるが???
なんてかわいい生き物なんだろう。
ななめ後ろから見る犬の顔だいすき。



今もほんとにたまーにだけどテレビみててかわいい♡
一週間経った頃の心配事
一日一回しかおしっこしない!
そしてこの頃の心配事といえば、おしっこを一日一回しかしないことでした。
獣医さんに相談したら犬はそのくらいでも特に問題はないそうでしたが、
やはり気になるのと、お腹に爆弾を抱えられると私たちはとても怖かったのです・・
なぜなら、この頃はまだおトイレ覚えていなかったから!!(;´д`)



お部屋で大量に漏らされたら・・と思うと恐怖でした(笑)
お水をいっぱい飲ませよう
なので、お水をいっぱい飲ませることに!
放っておくと全然飲まない子だったし、たくさん飲めばおしっこの回数も増えるかと思って。
他にも水分摂らせるためにいろいろと実践してみました。
- ドッグフードをお水でふやかす
- 飲み水に、犬用ヤギミルクの粉末を少ーし混ぜる
- ささみの茹で汁を飲ませる ★獣医さんからのアドバイス!
ただし、ささみはアレルギー反応が出る子もいるので注意が必要とのことでした。
お水飲ませ大作戦の効果は
ねらい通り、水分はたっぷりと摂らせることに成功しましたが、
肝心のおしっこは、一日ニ回してくれる日もあれば、やはり一回しかしない日もあり…。
メルのお腹がたぷたぷになっているのを見て、飲ませれば飲ませるほど不安に(笑)



ちなみに、最初の頃は散歩中もしませんでした〜( ; ; )
おしっこ回数が増えるまで1ヶ月半かかった
心配しなくて大丈夫
と先生が言ってくれたように、結果としては、おしっこの回数については時間が解決してくれました。
一日数回してくれるようになったのは、うちに来て1ヶ月半以上経ってから。



時間はかかりましたが、焦らなくても大丈夫だった♡
実は一度、心配になってメルを引き取ったアニフェアの担当さんに相談したら、
トイレ我慢しちゃったり、失敗するのは当然です!
私たちだって、知らない人の前でおしっこできませんよね?
って。本当にその通りですよね。
焦らず、時間をかけてゆっくり様子みてあげないといけなかったなと少し反省(*´-`)


ちなみにトイレシートへの成功率はこの時は50%くらいでしたが、
(ケージからお部屋に出した途端しちゃう時が多々あった)
慣れるまでと思ってトイレのしつけスプレーを使うようにしたら、成功率が少し上がりました。



結論、トイレ成功率100%になるまで1ヶ月くらいかかりました!
トイレトレーニングについて
トイレトレーニング方法については、【保護犬メル日記④】にて詳しくまとめました。
よかったら参考にしてみてください♪


返そうか。実は後悔もあった
実は、お迎えして2日目。メルを施設へ返そうか迷ったんです。
先住犬のあむがイケメンくんだったのもあり、
ヒラメちゃんなお顔(最初は緊張で目が寄っていた)のメルを飼っていく自信が急になくなって。
お顔以外にも、毛の生え方や後ろ足の湾曲など、最初は心配な点がいくつかありました。
そんなちっぽけな悩みから、これから可愛がってやれるか途端にすごく不安になったんです。
今思えば「あまりにもひどすぎ!」「責任感なさすぎ!」と自分を叱りたいですが、
その時は返すなら早いほうがいいと、そればかり考えてしまっていました。
多分、マリッジブルー的な、なんらかのブルーになっちゃってた。
職場で仕事をしながら、施設へ返すことを想像した瞬間がありました。
そうしたら一日目にお散歩に行った時に、大喜びで公園を走り回っていたメルの姿を思い出して。
急いでトイレに駆け込んで、わんわん泣きました。もう、少し声が出ちゃうくらい泣いたの!
(自分が言い出したくせに・・)
そんな里親として大失格な私でしたが、その夜母と話し合って、目を覚ますことができました。
うちに来てたった48時間だったんです。まだ「自分の子」として見れないのは当たり前です。
こんなにも器が小さかったのかと、自分にかなり!情けなくなりました。
だけど今は、心の底から思う。『メルを手放さなくて本当によかった』。
一緒に過ごすうちに愛情がどんどん大きくなって、今ではメルが愛おしくてたまりません。
わんちゃんは可愛がってあげれば表情も性格も変わるし、どんどんどんどん可愛くなります。



わんちゃんをハッピーにしてあげると、わんちゃんの方からも数倍返しでこちらをハッピーにしてくれるんです!
私の人生経験値の低さが露呈する、恥ずかしいエピソードでした(笑)


愛情はゆっくり育んでいこう
犬が新しい環境に慣れるのは、人間が思っているよりずっと時間がかかるそうです。
今回、最初の頃のことを振り返りながら記事を書いていて、
「いやいや、最初から焦りすぎ!」と心の中でツッコミまくりでした(笑)
今思えばトイレ失敗しちゃうのだって、もっとゆっくり広い心で待ってあげればいいのにって。
メルのことが心配だからこそ、焦ってしまったのですが^^;
犬はこちらの感情を敏感に受け取るので、焦っていた気持ちはきっとメルに伝わってたなあ。
今現在(2023年4月)でメルが来て9ヶ月。
最近になってようやく、メルがうちにかなり慣れてきてくれたと感じています。



顔をいっぱいなめてくれたり、お腹を見せるのを全く嫌がらなくなったり、宅急便に少し吠えたり(来訪者に吠えるのは、自分の家と認識している証拠だそうです♪)
愛情も日々、深まるばかり♡
かわいくてかわいくて仕方ありません。自分で産んだ気がしてしまうほど我が子同然。
ですが施設へ返すことも考えてしまったくらい、最初から愛情100%だったわけではありません。
それが悪いことと私は思ってナーバスになってしまいましたが、言ってしまえば仕方のないことなのかも。
(とは言っても私はあまりにもせっかち過ぎでしたが)
愛情は自然と育まれます。
愛してあげられるか、可愛がってやれるか不安でも、絶対大丈夫♡
ちょっとずつ増えていく愛を敏感に感じて、わんちゃんももっともっとこちらを愛してくれます!
ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました!




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